本企画「とよたハックキャンプ」は地域特有の物産や観光資源などの魅力を発見し、それらを再考しアート作品を作り上げるプロジェクトです。
今年は「つなぐ」をテーマに、オンラインでのワークショップを実施し、創作活動を通じて交流の場を設けました。
ワークショップでは音や光、風などの場所特有の自然環境の作用によって音を奏でる自動演奏楽器の制作を行い、配布したツールキットをもとに、それぞれ独自のアイデアを考え、創意工夫し、自然の作用を活かした作品を作り上げました。
完成した作品は、移動するラボ「MOBIUM」に乗せて豊田の各所で展示します。展示の様子はオンライン配信し、「豊田の風景」と「作品の奏でる音」を感じ、変容する音やかたちを楽しんでいただけたらと思います。
とよたハックキャンプ2020 EXHIBITION「variable form#2」
オンライン展示(一部リアルタイム配信)このページで配信します。
リアルタイム配信
2020.11.21[土] 13:00〜16:00、22[日]23[月祝] 9:00〜12:00/13:00〜16:00
巡回予定地:小原地区、旭地区、稲武地区、下山地区
*感染拡大防止のため現地にはお越しいただけません。オンライン配信にてお楽しみください。
*表記の時間は目安となります。交通事情や天候、電波状況などにより内容、時間を変更することがありますのでご了承ください。
アーカイブ配信
2020.11.24[火]〜12.20[日]
チラシデータ(PDF)
展示作品
KKスタジオ365「まほろ鳥」
豊田の山奥にいて誰もその姿を見たことのない幻の鳥です、他の鳥の落とした羽をまとい実の姿はまだ誰も見たことがありません。小原の朝露を飲み猿投の桃を食べ豊田の自然が好きですが、出会った人の時間も食べます。
→[作品動画]
飯島祥「Grafting」
枝や幹にテープで結ばれた太鼓が、日の出や日没、気候の変化に反応し音を奏でる作品。人の手によって回復、品種改良、生殖を促す"接ぎ木"に見立てて取り付けるようにした。
→[作品動画]
MORI「妖怪さんが通る」
もし、その土地でしか聴けない音が今もあるとしたら、それはもう目に見えないものが奏でているに違いない。と勝手に決めつけて、豊田の奥深き森にひっそりと棲んでいる妖怪さんの気配を楽器にしてみました。
→[作品動画]
児玉真伍「光鈴」
風の力を使った自動演奏機と言える「風鈴」は、自然の不規則性を美しく感じます。
今回、光センサーを新しい技術を使い、光の力を使った自動演奏機「光鈴」として作成してみました。豊田の景色に応じて変わる音色を楽しんでいただけたらと思います。→[作品動画]
しんぺー&けんけん「こうめひなたぼっこ」
陽がさしてくると、その昔、豊田の山中で野良犬をしていた小梅ちゃんが、尻尾を振って、レインスティックの素敵な音色を奏でてくれます。竹や木、細かな石の採取に出かけたり親子で楽しくつくりました!→[作品動画]
PHIRIP「アマワラビとゴヘイモチ」
五平餅を作る時にうちわで仰ぐ香ばしい匂いを音にできないかと思い、五平餅の軸を使って音を鳴らす楽器を作りました。アマワラビは、コロナ禍で多くの餅投げが中止になったので、疫病を収めるアマビエにちなんで作ったコスチュームです。どちらも縁起がいいものとして作りました。→[作品動画]
河村陽介「ハイブリッド琵琶法師」
各地の諸行無常を奏でます。
2種類あり、1つは粉々になったウクレレを3Dプリンターで再構築しました。もう1つは豊田の杉の間伐材と矢作ダムで拾った流木など土地由来の素材で琵琶を作りました。
→[作品動画]
河村陽介「鵺の餌場」
鵺(ぬえ)は伝説上の生き物ですが、森の奥地に息づくまだ見ぬ生き物たちに思いをはせるものとして制作しました。鳥などが餌をついばむと、餌が補給され太鼓がなり、なにものかが訪れたことを知らせます。
→[作品動画]
いずき「音で動くししおどし」
水で動くのでは無く音を聞き取って動くししおどしです。
11/23 3日目 下山
11/23 3日目 稲武2
11/22 2日目 稲武
11/22 2日目 小渡
11/21 1日目 小原
合奏
PV
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アンケート1
アンケート2
主 催 MOBIUM
協 力 一般社団法人メディアアンドクラフツ
後 援 豊田市
お問合せ info[atmark]mobium.org
とよたデカスプロジェクト2020採択事業