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SHOBO SHOBO
http://shoboshobo.com
ミニファーことメディ・エルスベルグ(カレント・レーベル)の主催する日本人アーティストの開拓を行うことを目的としたイベント、レクチャー、アートエキシビジョンの総称。
擬音語の王国、日本における「shobo shobo」とは、風船の空気が抜ける音だという。「’元気がない’という意味でもあります。」と説明するメディは彼の好む日本人アーティストを紹介するこのフェスティバルの主催者である。「日本のパンク、ハードコアな音楽(the
ruins、BoredomsやMelt Banana)のおかげでもっと実験的なものに興味を持つようになったんだ。」
(2003年10月23日付、日刊紙リベラシオンに掲載されたマリー・ルシュネによる記事から抜粋)
この計画は日本全国をバスで回る巡業に基づくものであり、このバスが交通手段になるだけでなくイベントの情報の配布手段、また創作活動の手段ともなりうる。まずは設定された現地の調査、さらに音、印象やアイディアの収集から始まり、次にその場で空間音楽の再現といった形でライブ感覚のコンサート、ワークショップを行う。
街中であったり、デパート内や屋上、さらに地下鉄内でありうる。
場所ごとに日本人アーティストまたは地域の住民がそのプロセスに基づきイベントに参加、またはプロジェクトに付き添ってもらうこととなる。このプロジェクトはショーケースをただ見せるというものとは全く異なり、現代の音響風景という問題点に沿って場所ごとに反響の生まれるような斬新な制作活動を伴うものでありたいと願う。この巡業の間に、プロジェクトの進行状況を発表できるような場所が中継場所となりうる。巡業の最終目的地に到着後、各アーティストが収集した素材に再び手を加え、日本人アーティストたちにも合流してもらい、最終イベントのための準備期間をもちたい。
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